ペット葬儀時の服装や持ち物は?
ペットの葬儀時は「人間のお葬式と同じでいいの?」と悩む方が多いようです。
飼い主としてはきちんと送り出したいという気持ちからペット葬儀のマナーや等について知りたいという気持ちが出てくるのではないでしょうか?
服装はどうする?
基本的に普段着でOK
ペットの葬式時は基本的には普段着(平服)で問題ないです。
必ずしも喪服を着なければいけないわけではありません。
自宅等で大切なペットとの別れをされる場合、家族のみで見送る形なのでいつもとは違う喪服やブラックフォーマルよりリラックスした雰囲気で見送ってあげた方が良いです。
またペット霊園等で行うお葬式も同様になります。
まれに霊園側から服装の指定がある場合もありますが、喪服を着てくる人は殆どいません。
どうしても服装が気になるなら、担当スタッフに聞くとふさわしい服装を教えてくれます。
まだまだペット葬儀は比較的新しい慣習なり、細かなルールが定まっていないのが現状です。
服装はあまり気にせず大切なペットとの最期の時間を後悔せずに過ごしましょう。
知人のペット葬儀に参列される際
知人のペット葬儀に参列する際も普段着で構いませんが、飼い主さんへの気遣いが大切です。
大切なペットを失った悲しみに寄りそう気持ちを汲み、あまり派手な服装や露出の多い服装は控えた良いでしょう。
上記でも述べた通り、決まったルールはありませんが人によって考え方も様々です。
あなたはこれでよいと思っていても、知人は違う考え方を持っているかもしれません。
飼い主さんと親しい間柄ならどのような服装で行くのがふさわしいか事前に確認しておく事もおすすめです。
ペット葬儀での3つのマナー
ペットのお葬式に厳格なルールはありませんが、最低限守りたいマナーはあります。
服装や身だしなみに関する3つのマナーを確認しておきましょう。
洋服の素材について
殺生を連想させる革製品やファーを使った洋服はペットのお葬式にはふさわしくありません。
- 毛皮のコート
- レザージャケット
- ファーのついたフード
などは動物性の素材が使われている洋服は避けるべきです。
例えフェイク素材であっても他の参列者の方から見てあまり気持ちのいいものではありませんでの注意しましょう。
お化粧・アクセサリーについて
派手なお化粧は控えた方が望ましいです。
またアクセサリーにつきましても大ぶりな物や派手すぎる物は避けた方が良いです。
香水・整髪料について
お線香の香りを邪魔してしまう、香りの強い香水や整髪料等は飼い主さんにとって煩わしさを感じてしましますので控えた方が良いです。
ペット火葬や葬儀時の持ち物
ペットの火葬や葬儀時に持っておくと良い物を確認しましょう。
ペットの写真
喪主(飼い主)となる方が用意するようになります。
参列者は写真やプリントしたものを持っていくと喜ばれます。
お花
なるべく小さなお花を持っていくことをおすすめします。
ペットの棺は小さいですので、小さいお花または少量を持っていくようにしてください。
また淡いお花が良いです。色が濃い、とげがあるお花は避けた方が良いです。
おすすめのお花
- カーネーション
- チューリップ
- スイートピー
- カスミソウ
などがおすすめです。
ペットおやつ
生前ペットが好きだったおやつは棺に入れる事ができます。
首輪やおもちゃ等、金属性のものは溶けてご遺体を損傷させる恐れがあるため棺に入れる事はできませんのでご注意ください。
ハンカチ
色はできるだけ黒や白色のもが好ましいです。
数珠
必ずしも必要というわけではありませんが、人間のご供養と同じく焼香や読経の際には必要になります。
事前に飼い主さん等に確認をしておくことおすすめします。
折り畳み椅子
通常ペット葬儀や火葬は野外で行うケースが多いです。
犬猫の場合、火葬に約1時間以上かかります。
特にお年寄りや足の不自由な方の場合負担になりますので、折り畳み椅子を準備しておくことをおすすめします。
火葬にかかるおおまかな時間(体重別)
- 1kg前後 30分前後
- 3kg前後 50分前後
- 7~15kg 60分前後
- 15~25kg 100分前後
- 25kg以上 120~180分前後
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ペット葬儀時の服装や持ち物について紹介させて頂きました。
ペットのお葬式での服装については特に決まったルールは無く普段着で問題ありません。
但し、飼い主さんの悲しみに寄り添い、派手すぎる服装は控えた方が良いです。
いつもの普段着よりは落ち着いた派手過ぎない格好を選ぶのが望ましいでしょう。